顎関節症のお悩みの原因と解決策”3つのポイント”とは?
こんにちは。
大阪市生野区のJR東部市場前駅から徒歩4分のところにある『おかだ鍼灸院』の院長の岡田です。
今回は顎関節症のお悩みについて、鍼灸や東洋医学ではどう考えるのかをお伝えして参ります。
一般的に顎関節症は『関節軟骨の問題』とされ、軟骨が損傷を受けているために難治とされています。しかし、当院で回復された方の軟骨も検査の結果では『軟骨がない』などの診断を受けておられる方はおられました。ですので関節軟骨にこだわるのは少し、早合点なこともありますので注意が必要です。
では顎関節症になる原因について、知らなければ対処が出来ませんのでその原因からお伝えして参ります。
顎関節症に陥る原因は主に3つです。
◎唾液腺の異常
◎リンパの流れの低下
◎頭蓋骨の歪み
が主な原因であると考えられます。
一つ目の現代人には避けては通れない問題ですが免疫力の視点からもとても重要な問題ですので是非、一緒に考えてみましょう。
唾液腺は主に3つあります。顎下腺、舌下腺、耳下腺がそれにあたります。その中で顎関節症と関係が深いのは顎下腺と耳下腺です。この二つの唾液を分泌するための腺組織が硬く硬化していることが多くの顎関節症の原因となります。
これらの唾液腺が硬化する背景には『硬いものを食べる習慣がなくなった』ことが大きな原因で社会問題ともいわれています。多くの歯のトラブルもこの問題に関係が深いために幅広い方が警戒しないといけない問題です。
次に2番目の『リンパの流れの低下・悪化』ですが首の下顎骨に沿って、リンパの流れがあるのですがその要所である『リンパ節』というところが硬くなり、リンパ液が流れにくくなって、顎関節を圧迫しているケースです。
リンパの流れが悪い原因は先にお伝えした『唾液腺との相関関係』もあり、周辺の筋肉の動きが低下することでリンパ液が流れにくくなっていることが考えられます。
最後に『頭蓋骨自体が歪んでいる』ケースがあります。生まれた時から歪んでいるケースもありますが事故やケガなどの処置を怠ったために歪みが残っているケースもあります。特に幼少時代からの顎関節症は首や頭を打ち付けた後の処置をしていないケースも多々ありますので頸椎からのチェックが重要なポイントになります。
次に解決策をお伝えします。
顎関節症の解決策とは?
まずはある程度、日常生活は送れるけど、食べるときに顎が痛む方や顎がガクガク音が鳴るという方については日常の食生活で
『よく噛む』
ことを心がけましょう。
顎に違和感を覚える方は柔らかいものを食べたり、飲み物でごまかすことが多いようですがこの回避策は返って、悪化の一途を辿る方法になってしまいます。
食べる量は少量でいいので『よく噛むこと』に重点を置いて、食事がリハビリだと思って取り組んでみましょう。
次に口を開けることも噛む行為もままならない顎関節症の場合はまずは
『口を半開きにして、顎を左右に動かす』
ことに取り組んでみましょう。
特に左側に大きく動かすことを心がけることがポイントになります。
それを繰り返すことで不思議と縦の動きが少しずつ、広がってきます。
是非、取り組んでみましょう。
『おかだ鍼灸院』でお手伝いできること
前述の対策をやってみたけど、どうにもこうにもならないという方は先に申し上げた
◎唾液の分泌異常
◎リンパの流れの悪化
◎頭蓋骨や頸椎のズレ
がみられるかもしれません。
そんなときは施術をした方がいいかもしれません。
当院でお手伝いさせていただくことは
唾液やリンパの流れが悪いものについては『鍼灸施術』
頭蓋骨や頸椎のズレに対しては『整体施術』
を施します。
両方の問題がある場合には両方の施術を行います。
手術を勧められているがやりたくない
もう、治らないと言われた
歯の矯正を勧められているが費用が問題
という方は是非、ご相談ください。
お役に立てると思います。
顎関節症;特設ページ
https://okadasinqin.com/column41
では、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。