ハンノキ花粉症って、ご存じですか?
花粉症の季節が到来しました。
苦しんでおられる方も少なくありません。
そんな中、ちょっと厄介な花粉症が近年、増えています。
体の各部(頭痛や関節や首、背中など)に炎症を起こす花粉症です。
その名も『ハンノキ花粉症』と呼ばれるものです。
私がはじめて、この花粉症を知ったのが3年前の秋でした。
神戸からご相談に見えた女性の様子がちょっと、おかしい?ことから
調べてみるとハンノキ花粉症であることが判明しました。
この花粉症の厄介なところは
『食べ物に過敏反応を示す』
というところです。
食べ物と言っても幅ひろく、特にバラ科の植物に反応すると
言うものです。
生食すると過敏状態を抑えることは出来ず、体中に腫れを起こします。
今回は聞きなれない方も多いと思いますがハンノキ花粉症対策に
ついてお伝えしてみたいと思います。
火を通すと大丈夫です。
この花粉症はとりあえず、対策として、『生食を避ける』ということです。
特に果物(リンゴやキウイ、イチゴなど)はキツイ症状が出るので
注意が必要です。
火を通すもしくは『50度洗い』をすることで対策になるようです。
サラダなんかも反応する方もおられますので注意が必要です。
この花粉症は年齢に関係なく、起こるので小さなお子様や
高齢者の方の関節の腫れなどを成長痛や加齢によるものと
やり過ごしているとドンドン悪化するので、とりあえず
疑ってみることをおススメいたします。
生食を避けるだけなので比較的、取り組みやすいと思います。
鍼灸治療で出来ること
大阪市生野区のおかだ鍼灸院では3年前から
『やばい花粉症』として、研究を重ねてきました。
今年は特に関節痛や頭痛を伴う、鼻炎や咳を訴える
ご相談が多く、10件(3月5日現在)実際にご来院されています。
兎にも角にも『生食とバラ科の植物』は避けていただきながら
施術を進めていきます。
当院では経絡施術という手法でツボの流れを調整することで
『呼吸機能と肝機能(排毒作用)』
を強化しながら炎症を抑える施術を行っています。
小さなお子様から高齢者の方までの訴えをほぼ抑えることに
成功できています。
注意としては通常の花粉症を抑えるお薬などをたくさん飲んでいる
方はかなり施術頻度を上げないと効果が期待できません。
養生法だけでも激しい痛みは避けることができますので
思い当たる方は是非、実行してみてください。
では、今回は以上になります。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。